TOP > 身近な食のストーリー特別企画 岐阜のおいしい食材探しの旅

季節の食にまつわることをお届けします 旬の食レポート

2015 Spring

身近な食のストーリー特別企画 岐阜のおいしい食材探しの旅 「清流の国ぎふ」はおいしい食材や郷土料理の宝庫!その産地訪問の旅を料理研究家の庄司いずみさんとヤミーさんがナビゲートします

奥飛騨の古民家「萬葉館」で
絶品手打ちそば!
歴史的建造物の古民家で食べる打ち立てのそばは、独特の歯ごたえと香りにこだわり、4種類のそば粉をブレンド。名水仕込みのそばつゆは、利尻昆布とかつおの厚削りを贅沢に使い、白扇酒造の3年熟成本みりんで仕上げた本格派。しかも器まで店主の手作り!岐阜ブランド鶏「奥美濃古地鶏」を使った古地鶏そばが旨味たっぷりで絶品です。

陶・茶房 萬葉館
〒506-1434 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地温泉
☎0578-89-3889
URL http://www.geocities.jp/banbakan/

温泉熱を活用してドラゴンフルーツを栽培「フルージック」 驚くほど甘くておいしい!と評判の“奇跡のドラゴンフルーツ”。冬は氷点下15℃にもなる奥飛騨で、温泉熱を活用してハウス内を10℃以上に保つことで栽培可能に。さらに音楽を聴かせるなど独自の手法でほかにはない糖度を実現。赤、白、紫、ピンク、黄色などここでは約30種類を栽培し、味の違いを楽しむ食べ比べやジャム、ジュースなどお土産品も人気。

有限会社FRUSIC(フルージック)
〒506-1423 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷栃尾952
☎0574-25-7183
URL http://www.frusic.co.jp/

稀少な伝統野菜
「飛騨一本太ねぎ」
太くて、甘くて、やわらかい「飛騨一本太ねぎ」。収穫期にはもっと太くなるとか。この地方の伝統野菜で、種まきから収穫までの期間は1年4ヶ月(通常のねぎは約半年)。雨・暑さ・病気に弱く、収穫量が少ないため、地元でしか出回らない稀少な品種です。鍋物、すき焼きなど煮込み料理に最適で、焼きねぎ、味噌汁、そばの薬味にしても美味!

郷土料理を味わう「椿屋」 飛騨高山の郷土料理といえば、飛騨牛や朴葉味噌焼きが有名ですが、実は意外と好評だったのが「漬物ステーキ」(写真)。刻んだ漬物を焼いて卵でとじたシンプルな料理ですが、これが素朴で本当においしい!高山市内には酒蔵が6つあり、地酒も豊富。飛騨産の枝豆、豆腐ステーキ、飛騨豚のスペアリブなどめずらしい郷土料理を堪能しました。

和菜蔵 椿屋(つばきや)
〒506-0026 岐阜県高山市花里町4-48
☎0577-36-4680
URL http://ken-corporation.com/tsubakiya/

美人の湯「飛騨高山温泉」
特産品の宝庫「飛騨物産館」
有馬、草津と並んで日本三名泉のひとつに数えられる「下呂温泉」をはじめ、名湯が多いことでも知られる岐阜。私たちが宿泊した「飛騨高山温泉」はお湯がやわらかく、肌がスベスベになると評判。ホテルに併設する「飛騨物産館」は、広大な敷地に地酒、菓子、食品、民芸品など約7000点が並ぶ圧巻のスケールで、お買い物も楽しめます。

飛騨高山温泉 高山グリーンホテル
〒506-0031 岐阜県高山市西之一色町2-180
☎0577-33-5500
URL http://www.takayama-gh.com/

すべてが農家の直売店「宮川朝市」 採れたての野菜や果物、手作りの漬物、味噌、民芸品、花…あらゆるものが売られている「宮川朝市」はすべてが農家の直売店。「これどうやって食べるの?」、「作り方は?」、「保存法は?」と、料理研究家の2人は興味津々。写真は飛騨名物「赤かぶ漬け」を昔ながらの木樽と無添加にこだわり製造している「よしま農園」。2人の両手は買い物袋でいっぱいに。

宮川朝市
年中無休、4~10月 7:00~正午、11~3月 8:00~正午
☎0577-33-6076
URL http://www.asaichi.net/

職人技で切れ味抜群!
「貝印」包丁工場
世界有数の刃物の産地・関市で107年の歴史を誇る「貝印」包丁工場は、プレス、焼き入れ、研磨、刃付けまでを一貫生産。包丁の切れ味を決める研磨作業は熟練職人による手作業で(写真)、理想的なハマグリ型の断面に。耐久性に優れ、研ぎやすく、鋭い切れ味が持続すると好評です。※見学したのは大和剣工場(郡上市)。一般公開は行っていません。

カイ インダストリーズ株式会社(KAIグループ)
〒501-3992 岐阜県関市小屋名1110
URL http://www.kai-group.com/

できたて引き上げ湯葉が食べ放題!
豆腐料理「奥の奥」で贅沢ランチ
自家製の豆乳を温め、表面に張った膜を引き上げて食べるできたて引き上げ湯葉。好きなだけ楽しめ、特製ダレやおろしポン酢もおいしく、箸が止まりません!さらに名物の鮎の塩焼き、燻り豆腐、こも豆腐、えごまご飯など山川の幸と豆腐料理のフルコースが並んでお腹いっぱいに。盛りつけも味つけも素晴らしく、感動モノの贅沢ランチです。

豆腐・湯葉料理 奥の奥(要予約)
〒501-4603 岐阜県郡上市大和町栗巣1670-1
☎0575-88-3156
URL http://www.gujo-tv.ne.jp/hanamomo/

チーズのように濃厚で味わい深い
昔ながらの保存食「母袋燻り豆腐」
豆腐・湯葉料理「奥の奥」に併設する「母袋工房」で、雪深いこの地方ならではの保存食「燻り豆腐」づくりを見学。通常の3倍以上の大豆を使った、堅くしっかりとした豆腐に、地味噌を塗って一晩置き、半日乾燥させて桜チップで45分燻製に。旨味とコクが増し、クリーミーで濃厚。まるでスモークチーズのような芳醇な香りがクセになるおいしさです。

母袋(もたい)工房
〒501-4603 岐阜県郡上市大和町栗巣1670-1
☎0575-88-3156
URL http://www.gujo-tv.ne.jp/hanamomo/
※住所、電話番号、URLは「豆腐・湯葉料理 奥の奥」と同じ

肉厚で旨味が強い
極上しいたけ!
原木栽培「しいたけブラザーズ」
短期間、低コストで大量生産できる「菌床栽培」ではなく、昔ながらの「原木栽培」にこだわり“本物の味”を追求する「しいたけブラザーズ」。『おいしくて安全』がモットーで、100種類以上のしいたけを実際に食べ比べて品種を厳選し、殺菌剤や増収剤を使いません。肉厚で歯ごたえがあり、驚くほど味と香りの強い、一度食べたら忘れられないしいたけ。

有限会社しいたけブラザーズ
〒509-0307 岐阜県加茂郡川辺町鹿塩983-1
☎0574-53-4663
URL http://www.shiitakebrothers.com/

食・温泉・観光地が充実!岐阜のみどころ

水と空気がきれいで、昼夜の寒暖差が大きく、米と野菜がおいしい岐阜。飛騨牛などブランド肉も有名で、地酒や郷土料理も多彩。下呂温泉や奥飛騨温泉郷などの名湯も豊富です。
旅の醍醐味である食と温泉が充実しているのはもちろん、岐阜には自然や歴史文化が魅力の観光スポットが満載!何といっても注目は今年登録20周年を迎える世界文化遺産・白川郷合掌造り集落。茅葺屋根の家が並ぶ美しい原風景は、まるで昔話の世界(写真)。さらに飛騨高山の情緒あふれる古い町並や酒蔵めぐり、長良川の鵜飼い、高山祭・古川祭・郡上踊りなどの伝統行事、馬籠宿を代表する中山道の宿場町も人気です。関の刃物、美濃焼、飛騨の家具、飛騨春慶(漆器)など伝統工芸品も多く、昨年11月には本美濃紙(手漉き和紙)がユネスコ無形文化遺産に登録され話題に。
3月14日に北陸新幹線が開業し、東京から飛騨地方へのアクセスがより便利になりました。

岐阜の食材を使ったレシピ 料理研究家の庄司いずみさんとヤミーさんが「岐阜県のおいしい食材探しの旅」を経て考案した、岐阜県の食材を使ったオリジナルレシピをご紹介します。

庄司いずみさん考案 さといもナゲット・チリソース添え

作り方

1.ボウルにAを混ぜ合わせて、ナゲット型に成形し、熱した油でカラリと揚げる。
2.Bを小鍋に入れてひと煮立ちさせる。
3.1を皿に盛り、2のソースを添える。

ヤミーさん考案 岐阜風コシード

作り方

下準備
豚肉に塩(下準備用)をもみこみ、ラップで包んで1時間以上おく。桑の木豆は3倍の水に1晩つけて戻しておく。
1.飛騨一本太ねぎは7cmの長さに切り、にんじんは皮をむいて7cmの長さに切って縦に4等分にする。
2.鍋に水を入れて強火にかけ、沸騰したら豚肉、ローリエ、にんにくを加える。豚肉の色が変わったら桑の木豆を加え、蓋をして弱火で15分ほどアクを取りながら煮る。
3.2に塩、粗挽き黒こしょう、1を加えて蓋をし、やわらかくなるまで15分ほど煮て、具を取り出して皿に盛りつける。
4.3のスープにカッペリーニを加えて1分煮て、こしょう(分量外)で味を調える。器に盛り、オリーブオイル、ビネガーを添える。

庄司いずみさん
野菜料理家。出産をきっかけに自然食や菜食に関心を持つようになり、肉、魚を使わない植物性100%の料理を実践。『デトックス・べジシリーズ』(主婦の友社)など、著書は約50冊。

ヤミー(清水美紀)さん
世界中の料理を3ステップの簡単レシピにしてお届けする、料理研究家・料理ブロガー。著書『大変!! この料理簡単すぎかも…ヤミーさんの3STEP COOKING』(主婦の友社)はベストセラーに。

ようこそ、伊勢丹新宿本店「Kitchen Stage by Kai House」へ!

「Kitchen Stage by Kai House」は2〜3週間ごとにさまざまなジャンルの人気料理人や料理研究家たちが考案したメニューをご提供するスペースです。「お店で味わったあの味を家でも作りたい」と思っていただけるように、調理のポイントに加え、どんな食材や道具を使用しているのかもレシピなどでわかりやすくご案内しております。ぜひ一度、お越しください。

伊勢丹新宿本店

「Kitchen Stage by Kai House」3月〜4月の予定

  • 3/4(水)~3/24(火)

    神宮前〈日本料理 一凛〉
    橋本幹造料理長
    橋本幹造料理長

    海の幸豊かな玄界灘と肥沃な平野に恵まれながら、大都会博多まで1時間足らずという魅力的な福岡県糸島市。訪れてみて地元の食と人に惚れた、という一凛の橋本料理長が糸島の食材と調味料を使って「糸島定食」と名付けたメニューを作ってくださいました。「これからも長く付き合っていきたい」と語る橋本幹造料理長の糸島への思いのこもった魅力的な定食です。

  • 3/25(水)~4/7(火)

    料理研究家松田美智子先生×石川県能登
    松田美智子先生
    松田美智子先生

    世界農業遺産に日本第一号として認定された能登は、素朴な食材に恵まれた静かな地です。松田美智子先生は「里山未来フード」をテーマに温かい蒸寿司や黒鯛やヒラマサのアラでとった贅沢な粗汁などを考えてくださいました。遠く離れた東京で味わっていただく“松田美智子の能登味彩膳”。心までほっこりの蒸寿司のレシピはご家庭でも活躍しそうです。

  • 4/8(水)~4/28(火)

    銀座〈アロマフレスカ〉
    原田慎次シェフ
    原田慎次シェフ

    新しい年度を迎え、心弾む春の温かい日々にふさわしい華やかなアロマフレスカの登場です。旬を迎える緑の豆たちの小さなスープや新玉葱のフォンティーナチーズをのせたローストなど、愉しい前菜4種を召しあがった後はホワイトアスパラのカルボナーラまたはアロマフレスカ風ミートソースのどちらかを。原田シェフの美味なるイタリアン、迷ったらまた来ていただけるよう3週間の展開です。

  • 4/29(水)〜5/19(火)

    恵比寿〈オステリア ルッカ〉
    桝谷周一郎シェフ
    桝谷周一郎シェフ

    オステリア ルッカの常連、作家の島地勝彦氏の「シンプルなのにガツンとおいしい男の料理」を再現したメニューもご用意しました。鴨胸肉のカルパッチョや野菜たっぷりイタリア産パンチェッタのスパゲッティーニなど桝谷シェフのイタリアンを堪能した後は伊勢丹メンズ館8Fの「Salon de SHIMAJI」ものぞいてみませんか?素敵な父の日のプレゼントが見つかるかもしれません。

  • 場所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿本店 本館B1 明治通り側エレベーター前
    10:30〜20:00(L.O.19:00)
    ☎03-3352-1111(伊勢丹新宿本店 大代表)

    メニューについては、伊勢丹新宿本店ホームページ内

    URL http://isetan.mistore.jp/store/shinjuku/floor/main_b1f/foods/index.html

    ※都合によりスケジュール・メニューの一部が変更になる場合がございます。

過去のレポート

Page Top