コラボレーション企画

「岐阜県のおいしい食材探しの旅」~その4「産地訪問レポート3/3」~

「岐阜県のおいしい食材探しの旅」~その4「産地訪問レポート3/3」~
 
人気料理研究家・庄司いずみさんとヤミーさんが岐阜の魅力を「食」をテーマにした旅とオリジナルレシピでご紹介するスペシャル企画。
第4弾は岐阜での産地訪問、工場見学、グルメ、温泉、観光地めぐりツアーの完結編です。
 
その1.岐阜訪問前にカイハウスにて開催した「座談会」の記事はこちら
パソコンからの閲覧 http://www.kaihouse.jp/special/detail/?sn=27 (スマートフォンからは、こちら
 
その2.岐阜訪問の前編「産地訪問レポート1/3」の記事はこちら
パソコンからの閲覧 http://www.kaihouse.jp/special/detail/?sn=32 (スマートフォンからは、こちら
 
その3.岐阜訪問の中編「産地訪問レポート2/3」の記事はこちら
パソコンからの閲覧 http://www.kaihouse.jp/special/detail/?sn=33 (スマートフォンからは、こちら
 
 
訪問地(8)できたて引き上げ湯葉の食べ放題付き!豆腐料理「奥の奥」で贅沢ランチコースに大感激!
 
中央を格子に仕切ったテーブルで豆乳を温め、表面に張った膜を箸ですっと引き上げて食べる、できたての引き上げ湯葉。特製のタレやおろしポン酢につけていただきます。しばらくするとまた膜が張り、何度も楽しめるのもうれしい!
引き上げ湯葉を堪能したあとは、奥座敷に通され、ボリューム満点のフルコース。名物の鮎の塩焼き、燻り豆腐、こも豆腐をはじめ、前菜、よせ豆腐、豆腐田楽など山川の幸と豆腐料理が並べられ(写真)、また大感激!おいしいものを少しずつ、美しく盛り付けられたおもてなし料理の数々に、「また来たい!」「家族にも食べさせたい!」と大絶賛でした。
さらにこのあと、炊き合わせ、天ぷら、豆腐サラダ、えごまご飯、香物、赤だしが出され、お腹いっぱいに。
最後にデザートのきな粉餅と抹茶まで付いて、これでなんと3,000円(税別)というから本当にびっくりです。
岐阜に行くなら絶対に立ち寄りたい、至福の食事処を見つけました。
 
訪問地(9)まるでクリームチーズ!濃厚で味わい深い伝統食「母袋燻り豆腐」の工房を見学!

「奥の奥」で豆腐・湯葉料理を楽しんだあとは、併設する「母袋工房」で名物「母袋燻り豆腐」づくりを見学。
まずは通常の3倍の大豆を使う、この地方ならではの硬くてしっかりとした豆腐(母袋豆腐)を製造。辛口の郡上(ぐじょう)みそを塗ってさらに一晩。半日乾燥させ、桜チップで45分燻して完成(写真)。とても手間のかかる作業です。
出来上がった燻り豆腐は、身が詰まってずっしりと重く、クリーミーな食感と芳醇な味わいが、まるでクリームチーズのよう。そのままでも、マヨネーズやわさび醤油につけてもおいしく、酒の肴にも最適です。
 
お話を伺ったのは、母袋工房代表筧政之助さん。「もともとは雪深く、交通の便が悪いこの地区で昔から作られていた保存食。今はここでしか作られていないので、伝統食として守っていきたい」。
「母袋燻り豆腐」は、「奥の奥」のコース料理に含まれるほか、お土産品としても販売(冷蔵庫で1ヵ月以上保存可能)。お土産コーナーには豆乳、豆腐、湯葉、油揚げ、自家製どぶろく「奥の奥」なども並び、お取り寄せも可能です。
庄司さん、ヤミーさん、スタッフがお土産として大量に買って帰ったのは言うまでもありません!
 
母袋(もたい)工房 / 豆腐・湯葉料理 奥の奥(要予約)
〒501-4603 岐阜県郡上市大和町栗巣1670-1
代表電話 0575-88-3156
 
 
訪問地(10)肉厚で旨味の強い極上しいたけ!ヒミツはこだわりの原木栽培!「しいたけブラザーズ」

国内で消費されるしいたけ(中国産を含む)の9割以上は短期間、低コストで大量生産できる「菌床栽培」。そんななか、昔ながらの原木栽培を継承し、時間と手間をかけて"本物の味"を探求し続ける生産者「しいたけブラザーズ」。両親から受け継いだ農場を3兄弟で切り盛りしています。
 
案内してくれたのは長男で代表取締役社長の横田尚人さん。「しいたけの味は木の種類、品種、育て方で決まります。そのすべてにこだわり、殺菌剤や増収剤などの薬剤も一切使いません。自分の子供に自信を持って食べさせられる、おいしくて安全なしいたけ作りがモットーです!」
①木の種類…栽培しやすく、たくさん収穫できるナラ材が一般的ですが、あえてクヌギを使用。
②品  種…100種類以上の中から実際に食べ比べて4品種を厳選。季節ごとに品種を変え、一年中収穫できます。
③育 て 方…原木に穴を開け、しいたけの菌を植え込み、ふたをして250~300日(しいたけ菌が原木の栄養を分解)。
打刺激を加え、一晩水に浸す(しいたけが秋と勘違い!)。2~3日で芽が出て、約1週間で収穫。
こうして作られたしいたけは、軸が太く、身が肉厚で、歯ごたえがあり、風味・旨味・甘味が強く、しいたけ本来の味がすると評判に!
 
庄司さん「こんなに濃厚でおいしいしいたけは初めて。今度のイベントで、これを使って料理を作ります!」
ヤミーさん「原木栽培ってこんなに大変な作業だったんですね。お値段の違いも納得です!」
 
有限会社しいたけブラザーズ
〒509-0307 岐阜県加茂郡川辺町鹿塩983-1
代表電話 0574-53-4663
 
 
岐阜県・産地訪問の旅は今回で完結です。
次回は、庄司さん、ヤミーさんが岐阜食材でおいしい料理を作るイベントをレポートします。お楽しみに!
 
<プロフィール>
 
庄司いずみさん
野菜料理家。出産をきっかけに自然食や菜食に関心を持つようになり、肉、魚を使わない植物性100%の料理を実践。簡単、美味しい、野菜だけでも十分満足できる、キレイになる野菜料理をレシピ本や雑誌などで紹介。累計21万部を突破した『デトックス・べジシリーズ』(主婦の友社)はじめ、著書は約50冊。近著に『vege dining野菜のごはん ベストレシピ197』(扶桑社)、『野菜を「和」で食べるレシピ』(主婦の友社)など。
 
ヤミー(清水美紀)さん
輸入食材店に勤務していた知識を生かして世界中の料理を3ステップの簡単レシピにしてお届けする、料理研究家・料理ブロガー。2006年1月にスタートした料理ブログは、2007年6月に『大変!! この料理簡単すぎかも…ヤミーさんの3STEP COOKING』(主婦の友社)として出版され、ベストセラーとなる。企業のレシピ開発や雑誌、WEBでの連載、TVなどで活躍中。
 
取材・文/中元千鶴
ライター、ヘルシー料理研究家。食生活アドバイザー、サプリメントアドバイザー、ジュニア野菜ソムリエの資格を持ち、野菜中心で低カロリー&減塩のヘルシーレシピを提案。執筆、講演、健康・美容・食育関連の企画・プロデュース、食事・サプリメント・ダイエットのアドバイスなど幅広く活動。著書に「砂糖・油・食塩ゼロでやせて10歳若返る!」、「お母さんのための子供のデジタルマナーとしつけ」他。
 
撮影/鈴木美也子
旅と写真と食べることが大好きな千葉県在住のフォトグラファー。著書『千葉の森カフェ』(書肆侃侃房)ほか多方面で活躍中。
 
企画・運営 / 岐阜県 http://www.kankou-gifu.jp/ ・ カイハウス(貝印株式会社) 

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